8月 28th, 2010

サイトウキネンフェスティバルでオペラを見た。

オペラなるものを見たことがなかった。

サイトウキネンフェスティバルのオペラは、チケットがとれないと

聞いていた。なのであきらめていたが、案外かんたんにとれた。

「サロメ」

一時間半という短い時間の中で、濃厚なオペラの良さが

味わえた。

「サロメ」は踊りがついているので、ダンスの好きなわたしは

歌、管弦楽、踊り、すべて一度に味わえる、最高だった。

テレビでオペラを見ても、感激なんかちっともしなかった。

こんなおもしろくもないもの、と思っていた。

でも、目の前で見ると迫力が全然違いすぎる。

テレビのオペラ番組とは、全く違う芸術だということがわかった。

また機会があったら、行ってみたい。

このごろ、「自然」より、「人間が作ったもの」に関心がある。

いろんなものに触れてみたい。

                           ☆      ☆      ☆

みんなお洒落して来ている。

わたしは、夫に送ってもらったが、洋服を変える時間もなく。

着ていくお洒落な洋服がなく。

それに車が混んでいて動かず、仕方なく車からひとり降りて、

往復一時間歩いた。

汗だくだく。心臓がどきどきして、まったく倒れそうだった。

お洒落もへったくれもあったものじゃない。

オペラを観劇に行くような優雅な暮らしをしていない。

20才だったころ、いろんな芸術に好奇心を燃やした。

しょせんはそのレベルである。ということはしっかり確認した。

でも、この年齢で「少女」をやるのも勇気が「とエネルギーがいるんだよ。

見栄とか体裁も無し、だし。

8月 27th, 2010

「あの夏の子供たち」という映画のレイト ショーに行った。

夜の外出は控えているので、だいぶ迷ったが、

思いきって出かけることにした。

思いきって行ってよかった。

資金ぐりに困り、追いつめられて自殺に至ったフランスの独立映画会社の社長の

実在の話を元にしている。

3人の娘たちと過ごした楽しい夏の思い出。

残された妻と娘の再生の物語りだ。

ミア・ハンセン・ラブという弱冠29才の女性監督。

脚本も自ら書いたというからすごい。

自殺というテーマを、あまりにみずみずしい感性と抑制したタッチで

表現しており、私の中では評価80点だった。

映像も良かったが、音楽がタイムリーにすてきに挿入されていた。

重く哀しいテーマなのに、最後に流れた曲は「ケ・セラセラ」だった。

「死も人生の出来事のひとつだよ、ってきっとパパなら言うわ」

という一言がこころに残った。

8月 26th, 2010

友達からコスモスをいただいた。

野菜もよくいただく。

本当にありがたい。

彼女はこないだまで働いていたが、今は年金暮らしかな。

うんと健康的で元気ではつらつとしている。

反して、わたしこと、いつもお疲れぎみだ。

妹にもいっぱい手伝ってもらってどうにか仕事している。

今日の読売新聞によると、たった0.5%の高収入者が

税金総額の23%を負担しているという。

私もその0.5%に入っていると思うが、働くのは大変だ。

いろんなことを、いっぱいいっぱいいっぱい犠牲にしてきた。

お金の稼げる人はお金で、時間のある人は時間で。

それぞれの力を貸して助けあえることがいいと思う。

一生懸命働いて税金を払っている人の貢献度を、みんな気づいていない。

「好きねえ」「どれだけ稼ぐつもりでいるの」「遊べないでしょう」よく言われる。

「あら、あなたの代わりに働いているのよ」と嫌味のひとつもいいたくなる。

特に女性の場合、いかにいろんなことを犠牲にしていることか。

働くこと、その代価としてお金をいただくことは、どんなに

障害があったりしても、本来は楽しいこと。

見栄や体裁をすて、みんなが能力に合った楽しい仕事を見つけて働くことを

とても大事なことに思える社会であったらいいと思う。

働くことは、楽しいこともいっぱいあるよ。

8月 24th, 2010

猫の天敵は、ちいさな子供です。

ママの息子が、ちいさな子供3人を連れて、突然やってきました。

イチゴはもう、おびえまくり、隠れまくっていました。

いつもの勢いの良い、ヤンチャなイチゴはどこへいったの?

レモンはさすがお兄ちゃんです。

まずは隠れました。

しかし次第に姿をあらわし、観察をはじめました。

天井の梁から、しっかり観察しています。

最後には、子供たちのそばにいましたが、

イチゴは最後まで慣れることはなかった。

甲高い声、予測不能の動き。

猫にしてみれば最後まで得体の知れない生き物。

何をされるか信用の出来ない生き物であるようでした。

子供は本来やさしいものですが、残酷なものでもあるので

それは正しい身構えであるようにも思えました。

テーブルの下、手すりの隙間など、子供の来れない所よく知ってます。

                              ☆      ☆     ☆

生まれて初めて見る猫。

「ある日、おばあちゃんのおなかが痛くなったの。

それで病院に行ったら、赤ちゃんですよ、って言われたの。

パカッとおなかが開いて、出てきたのがレモンとイチゴでしたぁ

。だからパパとママの子供がこの猫ちゃんでーす」

などとおとぎ話を聞かせたら、子供たちは真剣に聞いていました。

8月 22nd, 2010

今日のブログの写真をポストカードにしてみました。

本の出版は、作るより売るのが大変なので、

ポストカードにしたら?との案が出ています。

私も、それも楽しいかな、と思っているところ。

「売る」ことが大変過ぎて、今出版業界に問題が出ていること。

以前に出版してみて、身にしみています。

無理して本にして、あっという間に忘れられるより、ポストカードで

じわじわと楽しめるのもいいかなと思います。

ポストカードも可愛いでしょう。

8月 22nd, 2010

今日は、みんなにふられまくりました。

電子書籍の打ち合わせのつもりだった「彼」。

プールの試合から早く、帰る!と言って出かけた夫。

休み日だった妹。

全員からふられ、一日どこにも行かず、家にいました。

でも、それが良かったかな。

好きな写真で絵葉書作って、友人知人に出しました。

それに、おかげで猫の写真を100枚以上撮りました。

100枚以上撮っても、いいかなっていうのは、たったこの2枚。

うす暗い家の中で撮るってむづかしいのだ。

それだけ確立の低い、この業界であります、なんちゃって。

ゲイジュツってただただ、根気あるのみ、なんですね。

だってはるかにセンスのいい夫、一枚も写真ありませんもの。

愚鈍に続けた者の勝ちです、なんでもきっと。

猫も寝てばかりいました。

上は床で寝るイチゴ。

下はピアノの上で寝るレモン。

夜、レイトショーの映画、行ってこようかなあ。

やめておこうかなあ。

8月 21st, 2010

当直明けで大阪まで行きました。

というくらい、走りました。

月に一回の映画の日。時間を間違えてしまい、

行ったら終わる寸前でした。

そもそも、今日はその間違いから始まりました。

うなだれて帰宅したら夫に誘われつきあわされ。

その後にはイチゴの手術の抜糸やら何やらで、

一日中、走っていました。

ノイローゼみたいになり、ピアノの先生に

「もう、無理です、今日は休みます、もうやめます」と電話。

のんびり暮らしている先生には、ヒステリックになっている私の

ことなど理解できないだろうね、と言ったら。

「あやこさんが異常なんだよ。ピアノに映画、掃除に洗濯、

写真展に本の出版、猫2匹も飼って。あやこさんが異常だよ」と夫。

「じゃあ、私は働くだけ? したいことだってしたいじゃない」

といい、ずっとふてくされていました。

中途半端に夫に気を使う私の悪い癖だと思う。

夫になんと思われようと、したいことをマイペースで

サラッとやっていればいいのに、

夫に何か言われると「夫にもつきあわなければ」と

やましい気持ちがおきてしまう。

夫は「夫婦の時間だ」と休日はすべて私と一緒に行動したがる。

でも私だって、したいこと、行きたいところがある。

両方通そうとすると、すごく無理が重なり、私が

自分をおさえるか、オーバー ワークになってしまう。

年柄年中、働かざるを得ない私のかわりに

猫の抜糸くらい、夫ひとりで行ってほしいと思う。

でも口が裂けてもいえません。不機嫌になることわかっているから。

夫は庭でレモンやイチゴを遊ばせてくれました。

ブログは私の不満のはけ口になっていると思います。

(けっこうブログでグチっています。あとで消すことも多いのですが)

夜の庭。

2人と2匹一緒にコーヒーを。

8月 20th, 2010

 

稲穂がだいぶ色づいてはきたが、

まだまだグリーンが美しい。

お気楽に写真を撮っているが、きれいな景色には、

考えられないくらいの人の手が加えられていると思う。

そのことを時々思いだして、感謝するわたしだ。

                      ☆     ☆     ☆

おすましレモンに比べ、イチゴはお茶目すぎる。

つぎはどんなイタズラをしようか、しか考えていないように見える。

職場でまだやっている写真展がとても人気だ。

最初にイチゴがきていたら、写真集も写真展もできていない。

イチゴはじっとしていないから写真を撮っていなかっただろう。

レモンはおとなしいし落ち着いているし繊細だ。

レモンの顔は単なる平凡な猫の顔だが。

達観したように鷹揚なので。

見る人によって、いろんなことを想像させてくれる余地を残している。

そこが万人が見て、惹きつけられるところかもしれない。

同じ日の朝、レモンとイチゴ、こんなにも姿態が違うのだから。

8月 18th, 2010

 

このごろピアノのレッスンにはげんでいる。

弾き終えてふと見ると、ピアノの下にレモン。

ゆったりと寝そべって聴いていたかのよう。

少し離れて、テーブルの下にイチゴ。

同じ姿勢。

イチゴがレモンのマネをしているようで、

いかにも可笑しかった。

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8月 17th, 2010

12人家族と居候と使用人と猫で育った夫。

今では見られない大家族だ。

父の兄弟と子供、母の兄弟と子供で盆も正月も人で

いつもあふれかえっていたという。

すごく楽しくて楽しくて。客が帰った後、さびしくて虚ろになったという・

一人っ子の父を持った私は、盆も正月も誰ひとり来なかった。

しーーーーーん、静まりかえっている。

どうしてうちだけ静かなの? お客さんがほしい!

結婚した相手も一人っ子だった。だからシーン。しずかぁ~

最初はすごくさびしい思いをした私だったが・・・・・・・・・

だんだん誰も来ない盆と正月を思う存分楽しむことを覚えだしてた。

今はもう、静かな時間がひとえに好き。

子供はいるが、別に盆や正月に集まる習慣はない。

というか、お客さんが集まることはもう苦手でさえある。

静かが一番。からだと心を休めるのが、もう一番の年齢なのだ。

でも今日、お客さんがあった。

夫の兄だ。病気あがりだというのに、神戸から運転して来た。

やっぱりにぎやかなお盆が懐かしいタイプなのだ。

料理は(夫の)妹にたのんだ。接待は夫自身だ。

わたし客人の料理なんか、したことないし。

もう誰も私に期待なんかしていないのでラクチン。

客慣れしない私は、妙にハイ テンションになって心臓を

悪くする。

漁師の息子がつったまぐろと看護師さんが作ったトマトや茄子。

新鮮だから、シンプルでも美味しいものばかり!

なんだかだと言っても、お客さんが少ないわけではないわが家は

猫も慣れたもので、堂々として、みんなを高みから観察している。

それにしても、人が好きだから、こんな仕事しているのに、

本当は人がきらいで、静かでひとりが一番と思う私って何だろう。

人間に関心はある、しかしにぎやかにしたり、集まったりすることが

嫌いなのだと思う。気を使いすぎてしまうから。