
同僚の女性医師が、たまたま3人集いました。
女性に生まれたという宿命と、医師を選んだという意思が、織物のように折なして
それぞれの人生を紡いでいます。
かっては男性と伍して働き、今は家庭の事情でペースを落としながらもマイペースな医師。
長い専業主婦としての時代を経て医師となり、ただいま勉強まっただ中の希望にあふれた医師。
私のように、仕事と家庭の両立の中を休む暇なく走り続け、半分息切れしながらも
しつこく「自分らしい生き方」を模索し続ける医師。
ここにはいないけど、両立に無理が生じて、お子さんを亡くした医師もいるらしい。
ここにはいないけど、男性よりはるかに優秀な独身の女性医師もいるらしい。
みんな宿命にもまれながらも、どこか一生懸命なところがそっくりです。
そのテーブルの下では・・・・・・・
「そんなん、どーでもいいやん」とつぶやいている猫が寝そべっている。
どうでもいいかもしれんけど、どうでもよくないんや。
あんたはそうやって寝そべっているだけでいいかもしれん。けど、私らは違うんや。
人間はな、生きていくのはな、大変なんやで。特に女性はな、
そう言ったとたん、突然でした。「どこが違うんやっ!!」と レモンが振り返りました。
その気迫に押されたわたし。
猫だってな、気楽なだけじゃあないんだぜっ! と言ったの?
それとも・・・・・・あほやなあ、母ちゃん、と言ったの?
聞こえんかったやないの。
あんたは時々、しゃべるんやもん。ほんま。おもしろい猫やなぁ・・・・・・
マ、どっちでもいいわ。
私らはな。誰がどう思おうとかまへん。最後までしつこくしかし優雅にもがきながら
それぞれの人生を生ききろうという気概があるんやから。
女性が医師を生きるということは、そういうことなんやから覚えといてなレモン。




























