6月 30th, 2009

niku

どんなに「忙しい家事仕事」より、「暇な仕事」のほうが疲れる。

何十年も不思議に思ってきたことだけど、今日は暇で仕方なかったという日でも、

一日終わって帰ってみると、クタクタである。

休日に大掃除して、お客さんが来て、たくさんの料理を作って、洗い物して、

ああ一日、腰をおろす暇もなかった!

という日でも、夕方になっても疲れていない。

それがいつも不思議で仕方がない。

精神的なストレスというのが一番の疲れの元なんだろうか。

自分のペースで、自分がやりたいようにやれる家事はストレスがたまるより

発散された、と感じることさえある。

        ☆      ☆     ☆

今日、こんな話をするのは、実は昨日、以前の病院で当直を頼まれた。

いてくれるだけでいい、10時には寝てくれていいし、食事も出すと言われた。

たまには家事から解放されたい一心で引き受けることにした。

さて、仕事が終わって、プールとお風呂に行き、コンビニで雑誌など買って

病院に着いた。

夕食が用意されていて、当直室でテレビを見て、雑誌など読んで10時半には

寝た。

何かあったら院長が来ることになっているが、とにかく医師がいないと

困るので いてくれるだけでいいといわれ、気も何も使わなかった。

ところが、である。

今日は午後からの仕事なので、軽い、軽いと思っていた。

3時半ころから疲れ始めた。心臓の調子も良くない。

5時半には帰らせてもらった。クタクタで寝込みたいくらい疲れていた。

それからである。

家事が待っている。 寝るわけにはいかないのだ。

山のような生協の荷物をかたつけ、夕食をそれなりに作り、塩づけしてあった梅干を

しそにつけたり、朝食や弁当の下ごしらえを作ったり、

散らかり放題のかたつけをしたりして、あっと時計を見ると、もう9時である。

くるくるくるくる、動きぱなしに家事を3時間半もやったことになる。

それでも、仕事より疲れない。

それが不思議だ。

家事は手と頭と体と声をバランスよく使うので、長時間やっていても

疲れない。

マイペースでやれるのもいい。

家の中は動線も短い。

夫と会話したり、レモンと遊ぶ時間も間にある。

とにかく、暇で暇で仕方がなかったという仕事の日より、

忙しくて忙しくて仕方がなかった、という家事の日のほうが疲れない。

それだけは不思議だけど、たしかだ。

あんなに疲れていた体で、豚肉をみそ漬けしてあったものを焼き、ボロッコリーともやしを

つけ合わせにした。焼きナスと冷奴をつくり、わかめと豆腐の味噌汁を作った。

大変ではあるが、仕事疲れが飛ぶ気もした。

たまに妹が夕食を作って待ってくれる日がある。

すごくうれしいが、そんな日は疲れが出ないわけではない。

夕食のあとの疲れは、忙しく家事をした時と同じだ。それもまた不思議だ。

家事って本来は、とても楽しいものなのかもしれない。

仕事のほうは、やっぱりどんな仕事でもお金をもらうということは大変なんだろうと思う。

家事と仕事を40年近く両立してきたなんて人は、まず私以外、そんなにいないだろう。

その私が言うのだから、今日の話は多分、真実にかぎりなく近い。

mezasi

6月 28th, 2009

sinbun

日曜日といえば新聞です。

ゆっくり読める最高の時間が保証されます。

ところが、かならずレモンに邪魔されるんです。

       ☆      ☆      ☆

昨夜は夜の10時半に病院から電話があり、また片道が30分以上も

かかるところを高速を飛ばして行くので、仕事を終えて帰ったら

1時半でした。

やれやれ、寝ようと思ったらまた電話。

またまた薬物大量服薬の人が搬入されてきたと言うんです。

最近、薬物大量服薬の患者さん、やたらと多いですねーっ!

死ぬほどの勇気もないけど、でも気持ちとしては死にたいくらいゆきづまっているんでしょう。

入院ベッドももうないので、なんとか内科でも対応してもらうよう交渉。

それからわたしも睡眠薬を(大量に)飲んでやっと寝たので、日曜日といっても

頭がぼーっとして半分はつぶれたようなものです。

          ☆      ☆      ☆

わたしのあだ名は「スペアキー」です。自分でつけたあだ名です。

いざという時のために、ないと困る大切なもの。

しかししょっちゅう必要では、これまた困る。ふだんは暇なほうが良い。

それでつけたあだ名です。

医者の労働時間は8時半から5時半。人員も給料もそれだけしか確保されていません。

しかし患者さんは24時間です。

残りの16時間はいったい誰が対応するのでしょうか。誰が給料を払うのでしょうか。

対応できない時間のほうが長いんですから、問題ですよね。

私は、日中はちょっぴりかげをひそめていて、その隙間を埋めるような役目を

すすんで買っています。

10時には眠くなる虚弱体質(?)の私ですが、隙間を埋める仕事は

先頭に立って陣頭指揮をとるような働き方より、私の性分に案外あっているんです。

夫が外へ出ようとすると、

「待って! 出して!」と せつないくらいに足にまとわりついて訴えるレモン。

今日は出しませんでした。

asii

サアさあ、レモン!

一緒に新聞、読も!!

sinnbunn

6月 27th, 2009

syasin

夫の兄夫婦が倉敷から来たので、妹もまじえ

急に華やかな雰囲気に一変してしまいました。

積もる話は切れることがなく、でも夕闇の迫るころ

帰って行きました。

つぎは私たちが倉敷を訪れることに話はいっきに盛りあがり

ましたが・・・・・・・

さて、出不精な私を連れ出すのは、大変ですことよ!

こんな日でも、時間が来れば、さっさとピアノのレッスンに出かける私ですから、

ピアノ・修業より大事な旅行って、そんなにあるかしら?

修業中の身ですもん。

昼ごはんはソーメンに。

somen

つかず離れずで、わたしたちのまわりから離れないレモン。

レモンも特等席からしっかり話に参加していましたよ。

もうすっかり家族の一員なんですね。

と、まあ ここまで書いていたら病院から電話あり。

深夜に呼ばれるんですよ、救急で時々。

出かけてきます。いくら医者でも、夜の仕事はシンドイですよ。

tenjyo

6月 27th, 2009

seijyaku1

倉敷に住む夫の兄夫婦が、ケアハウスに住む母親に会いに数年ぶりに来るという。

事情があって、長い間来ることができなかったのだ。

「家をきれいにしておいてね、兄を連れてくるから」

そう言って夫も出ていった。

家をこぎれいにして、音楽をかけた。

ささやくようにバッハのピアノ曲が流れる。

静かな時間。

ずっとこんな静かな時間が続いてくれてもいいよ、って

言いたくなるくらいの素敵なひとりの時間だった。

レモンは賢い猫なので、気持ちがわかるらしく、時々すり寄ってきながらも

自分ものびやかに一匹を楽しんでいた。

matu

6月 24th, 2009

sisso

えーっ? 今夜は質素!地味!えらい質素なおかずやなあ!

見るなり夫が叫んでいます。

何回も言うので ちょっとカチンときてしまいましたが、喧嘩はいやなので

黙っています。

「なんでもいいよ」「好き嫌いもないし」「質素なほうが太らないし」

とかなんとか日ごろ言っているので手抜きをすると、

「質素質素」の大合唱である。

みなさん、そんなに豊かな食生活をされているんでしょうね。

わが家は私が働いていて、本当にわずかな時間をぬって作るので

これだけ作るのでも、けっこう大変なんですけどね。

ナスとピーマン、ひき肉と木綿豆腐を中華風に、テンメンジャンとトウバンシャン

で味付けしました。ショウガやニンニクが入っているので見かけより手間はかかっているのよ。

玉ねぎと卵の味噌汁。

あと魚を焼こうか迷ったのですが、キャベツが残っていたので ソーセージを

やいてキャベツの上に乗せました。

この投げやりなキャベツの切り方、ソーセージの乗せ方、盛りつけ方。

これが質素に見えたんですかねえ・・・・・・時間それなりにかかってるん

ですけどねえ・・・・・・

         ☆      ☆      ☆

少し前までは、仕事から帰って20分でおかずを作る、っていうのが私の売りでした。

手際よく作れたんです。

ところが、最近、寄る年波に勝てず、20分じゃ無理。

第一、作る気力が若いときみたいに沸いてきません。

とうとう決心しました。

前の晩に朝用のサラダの準備。夕食の献立を考えて下準備しておく。

そうすることで、毎日の夕食作りの負担がぐっと少なくなります。

ところがモンダイは、毎晩夕食のあと、片つけをやりながら下準備をこなすと、

終わったら9時。

プールに行かない日でもこんな調子ですから、プールに行く日は大変。

ピアノどころのさわぎではありません。

何を大事にするかの問題なのでしょうが、食べることは大事ですので、

毎日つぎの夕食の下準備をする習慣にしないと、長く仕事を続けることは

出来ないでしょうね。

こういうことを大変だと思わず、翌日の献立を考えたり、準備をするのは

楽しいなと思えるようになりたいです。

ちなみに、今夜は明日のハンバーグを作ってしまいました。

これだと明日はラクだぞーっ!

人生は何かに追いかけられるより、先へ先へと追いかけているほうが余裕があって

いいですね。

         ☆      ☆      ☆

夫の名誉のためにいいますと、毎日の昼弁当は夫が自分で作っています。

やっぱり前の晩に寝る前に作っているようです。

手際もいいし、上手ですよ。

やるといったらやる。

台所も散らかさず、大工仕事をやるように、家を建てるように実に手際よく

料理するのは感心です。が、毎日の食事の支度を手伝うことは、私と組むことが

いやだそうです、わたしと手際や好みやペースが違うので喧嘩になっちゃいます。

テーブルに乗っちゃ、ダメっ!って叱られたら腰を低くして花のかげに隠れるレモン。

bara1

6月 21st, 2009

パパが突然、言い出した。

「色気あるなあ!ぼくにどうしろって言うんだ」

ママは、一瞬顔を赤らめた。

でもママには思い当たるフシがなかったらしい。

けげんな顔をして黙っていた。

パパが言った。

「レモンのこの足さ。横座りして」

ママは、やっぱりねって顔をした。

自分のことじゃないってわかったんだろう。

ぼくには関係ないよ、そういう会話。

でもパパとママはいつもぼくのことばっか見ている。

たかが猫一匹に何ですかって言いたくなる。

こんなにボクのこと見てる暇があったら、自分の顔のしわ一本でも見つけてさ。

ちゃんと手入れして、いつまでも若々しいママでいてほしいなっ!

ってボクからは言いたい。

iroke

6月 21st, 2009

ame

今日は、雨だ。

静かだなあ。

退屈だ、こんな日は。

taikutu

こんな日は寝るにかぎる。

neru

あれ? なんだろう? だれか来たのかな?人の気配がするな。

kita

誰だ?

dare

ボクの名前を呼んでいる。「レモンちゃんは?」だって。

nai

あ、知らないおじさんとおばさんだ。

matte

来た!ボクのところへ?

だあれ? 知らないよ、ボク。

aa1

 あー、やさしいおばちゃんでよかった。

「肉感的ねぇ・・・たくましい体してるわぁ」って言われちゃった。

どういう意味?

yasasii

おじさんたち、ボクを見に来たんだって。

ボクってひょっとして「有名人?」

たいしたことのない、フツーの猫なボク。

でも、お客さんは大好きさ。みんなが楽しくおしゃべりしていると混じりたくなる。

会話には入れないけど、和やかな雰囲気って好きなんだよな。

パパとママはボクのこと、ほめちぎってたさ。それほどでもないのにさ。

馬鹿なパパ!

kyaku1

お客さんが帰ったあと、また静かな時間。

退屈は嫌だ。またパパにたのんで外に出してもらった。

雨が降ってるからってダンボールの傘をかけてくれた。

soto

外を見るのは好きさ。

窓から外を見るのも好きだけど、不思議と眠くなるの。

きっと五感が働かないからだと思うなあ、だって目で見えるだけじゃ退屈する。

外ってすごいよ。

外にはいろんな音や匂いや気配があって触ることもできるから、五感が働くのさ。

だからやっぱりボクは窓の中からでなく、外で外を見ていたいのさ!

soto1

ボクのパパとママは変わり者。

常識からはずれたことでも、いろんなことをためしてくれる。

自分たちもそうやって生きてきたんだって。

いつかパパがそう言っていたよ。

パパとママはボクの誇りさ!

6月 20th, 2009

matumusi

好きな花、まつむし草が咲きました。

下界にいるときには、貴重な高山植物だと思っていましたが、

このあたりでは、咲くわ、咲くわ!

花という花が凍結して翌年咲いてこない中で、たくましく咲きます。

こんなに美しい色とかれんな花弁を持ちながら、強いことといったら。

高山植物の一種だからでしょうか。

レモンがヘデラの上で寝そべってしまうからっていうわけでもないのですが、

寄せ植えに変更することを思いつきました。

yoseue

好き放題のレモンもこれでは居心地が悪くて寝ることが出来ず、

ただ、まわりをぐるぐる回っているばかりです。一石二鳥でした。

人の才能とは不思議なもので、私は、インテリアのセンスとガーデニングのセンスは

ありません。

どうしていいか、インスピレーションがわかないから、わかるのです。

才能のあることでは、一瞬でいろんなことがわかってしまう。

でもないことに関しては、どうしていいかさっぱりわからない。

でも「部屋を美しくしたい」という気持ちはあるので、植えたからには、がんばって

育ててみようと思っています。枯らさずに。

家の外にはまわり中、緑であふれているのに、家の中にも緑がほしいと思ってしまいます。

育てることはなんでもだいたい好きです。

今年は梅干に挑戦中です。

yoseue1

6月 17th, 2009

若いころは、なんせ経験がないから年長者の言うことがすべてだった。

「人生は短い」なんて言うから、そんなもんだと思って。

あわてて結婚し、いそいで子供を産み、あくせくと子育てをした。

終わってみると、その後の人生の長いこと、長いこと。

子育ての期間より、子供が成人してからの期間のほうがすでに

長くなってしまった。

「こんなはずじゃなかった」とはまさにこのことだ。

もし、中断されることさえなければ、これからがまた長い。

80歳、90歳でお元気な患者さんと接すると、これからまだ20年30年、

あるんだと実感させられる。

となると、まあ中断したらしたとして、あと30年あると考えた上で

人生設計を立てておいたほうが良さそうだ。

      ☆     ☆     ☆

私がピアニストになりたい、などというと10人が10人、ほほ笑む。

本気にしていないことがわかる微笑みだ。

でも、あと30年あるとしたら、最後の10年に年寄り専用のデイケアに

通って赤ちゃん扱いされるより、ピアニストになっていたほうが、

よほどカッコいいことはたしかだ。

わたし自身は、まったくの本気である。

誰も信じてはいないようだが、本人が本気なんだからそれでいい。

ピアニストを目ざす子供は、子供だっていろんな遊びを我慢するらしい。

友人と遊ぶ暇にレッスンするらしい。

わたしがこの年齢で、ピアニストになろうというからには、

いろんなことを制限し、からだも鍛えておかないといけない。

仕事をやめるわけにはいかない状況なので、きびしい状況だ。

変人だと思われるだろうね。

つきあいが悪いと思う人も出てくるだろうね。

失礼なことがあったらごめんね。でもつきあいも雑事も

わたしにとってはどうでもいいの。許してね。

でもね。今そうしなかったら。

80歳になったとき、20年前のあの時、どうして決心していなかったかと

後悔するに決まっている。

20年だよ。

20年も、毎日毎日、ただただ雑用を作って日を送るのはもったいないよ。

そんなわけでピアノを再開して半年がたったが、今回の再開だけは

なぜか飽きることがまったくなくて、続いているし楽しいよ。

出会いって不思議。

今の先生に出会った、というそれだけで、人生が変わってしまったのだから。

65歳でフルートを始めた友人の男性は、毎日朝夕2時間のレッスンを欠かさず

数年以上たったという。

無職の方でも毎日2時間のレッスンを続けるのは並大抵ではなかろう。

60歳でも70歳でも、新しい何かに挑戦して挑戦し続けられるなら

多分それだけでしあわせね。

6月 16th, 2009

inai12

「行って来ます」と挨拶しようと思ったら、さっきから外を見ていたレモンがいません。

どこへ行ったの? 一日中レモンをさがしています、家が広いから。

あらららら・・・・・・

こちらでした。困ります、大事な鉢植えです。

maruku

 ひまわりがきれいでしょう。

大輪のひまわりが大きなリビングに映えます。

レモンも、ひまわりの引き立て役になっています。

himawari

カメラを向けたら、落ち着かないのか、のろのろで出ていき、

こちらをじっと見てこれは「おかん、行くんか」という顔です。

レモンって表情のある猫です。

itte

夕方、夕飯を作って夫を呼びに行っていると

夕飯をしげしげと眺めていました。

好物の焼き魚がありましたから。食べさせてはいませんが、ほしがります。

焼き魚ともやし炒め、煎り豆腐とサラダ。

それにかぼちゃの味噌汁でした。

gohan