勤務先の病院が電子カルテにきり変えられた。
今の時代、すごく最先端というわけじゃなく、電子カルテの病院は多い。
でも、私は精神病院の出身である。
精神病院は、何かと遅れていることが多い。
そこで、自分も「社会復帰したい」と思って勤務した総合病院である。
どんどん環境を変えることによって、自分が成長せざるを得ないように
もっていく。それが人間の一番の成長につながると信じている。
だから電子カルテになることは、かなり四苦八苦ではあるけれど、楽しい。
でも年齢の高い先生方は、かなり相当苦労しておられる。
と、いっても私より若い。
「そろそろ私、最高齢者だよね」と冗談っぽく言うと、どうも冗談にならないらしく、
「そんなこと言っちゃだめ」と周囲の職員にたしなめられる。
でも、A病院でもB病院でも、その病院の「最高齢者」になりつつある。
なんて言っちゃ、だめなんだって。
☆ ☆ ☆
40年使いこなしてきた愛用のモンブランの万年筆の出番がなくなる。
これからは小説家にでもなったつもりで、カルテに向かう。
患者さんの顔を見て、うなずいたり、笑ったり、答えたりしながら
同時にパソコンをうつのはかなりの能力がいると思うけど。
ちょっぴり背伸びしてがんばってみたい。